アフリカのコーヒー産地としてすでに定着しつつあるルワンダから素晴らしいクオリティのコーヒーが届きましたのでご案内いたします。
エチオピアやケニアなど有名なコーヒー生産国があるなかで近年はルワンダも品質の高い優れたコーヒーを生産できる国として認知されてきました。
今回はその流れを牽引するような品質向上にむけて積極的に活動を続ける「コアカカ協同組合」のコーヒーです。
コアカカ協同組合はルワンダ南部のフイエ郡とニャマガベ郡で活動しています。ナイル川の源流に近く豊かな緑と雨に恵まれた地域として知られ古くからコーヒー栽培が盛んな地域でしたがウォッシングステーションはありませんでした。そこで2000年代に地域の3村の農家がより品質の高いコーヒーを生産すべく団結しステーションを建設したのが始まりです。
今回のロットはコアカカ協同組合の代表を務めた経験のあるンザバムウィタ・ビンセントさんを中心としたニャミラマ集落の12農家で収穫されたコーヒーです。
適切な土壌管理が行われず痩せた農地の多いルワンダですが彼は枯草などを農地に敷くことによって土壌流出を防ぎつつ有機物を散布することでコーヒー栽培に適した土壌環境を実現しています。
そんな環境で育まれたコーヒーからは明るく快活な酸味が感じられます。
柔らかくしなやかな触感のなかに感じるその瑞々しい酸味は心地よく とげとげしい印象とはまったくの無縁です。
冷めても持続する質感とクリアに感じられる味わいは精製がいかに丁寧かをうかがわせます。
生産者:ンザバムウィタ・ビンセント氏を中心とした12農家
地域:南部州ニャマガベ郡キビリジ市ブガルラ地区ニャミラマ集落
標高:1,850~2,000m(ビンセント氏の農地は1,850m付近)
品種:ブルボン(ブルボン・マヤグエスが主、ミビリジが少し)
精製:発酵槽を使用しソーキングも行うウォッシュト
アフリカの注目産地ルワンダのコーヒー ぜひご賞味ください